2022-02-19

これって痛風かも？

こんにちは。弊社は上海にある多くの日系外資系クリニックと提携しておりどのような病気にも対応できます。特に浦東エリアのランハイ国際医療では、健康診断やワクチンなどのコースも豊富です。

今回は、痛風について記載していきます。

痛風は尿酸の結晶が関節に沈着して起こり、ある日突然腫れと激痛を起こします。あまりにも突然にやってくるので、患者さんは捻挫もしていないのにと最初は不思議に思いますが、痛みが徐々に激痛になり、びっくりして病院やクリニックにお電話いただくケースが多いのが特徴です。

痛風の初期症状

激痛・腫れ・熱感

一番炎症が起きやすい場所は、足の親指の付け根です。それ以外にも足の甲やその他関節に痛みが出ることもありますが多くは足の関節に症状が出るケースが多いです。

尿酸値を必ず確認する

まず痛風を考える際に、もしかしたら捻挫でもしたのでは？と思いませんか？はい。当院でも最初は足の親指の痛みで先ずは整形外科にいらっしゃる方が多いです。痛風になったこともなく、今までの健康診断で尿酸値も高くなかったので全くノーマークだったりします。

また痛風はお酒（アルコール）と関係があるというのは本当です。アルコール以外にも魚卵系や油っぽいものを好む方、生活が不規則な方、その他遺伝もあります。ですのでもし痛風発作のような激しい痛みがある場合は尿酸値を計ることが初期にはとても大切なことです。

尿酸は、7.0mg/dLまでが基準値内です。

これを超えると異常とされ、高尿酸血症と呼ばれます。血中の尿酸値が7.0mg/dLを越えてしまうと、関節内に尿酸が溜まってしまうためです。

また2.0mg/dL以下は尿酸の値が低いと判断され、低尿酸血症と呼ばれます。

痛風発作の期間

一般的に言われているのは1～2週間ほどで痛みは和らぎだすといわれますが、これは個人差があります。今までに全く症状が出ていない方や実は以前から不快感はあった方など、お話を伺ってみると実は予備軍だったというケースが多々あります。特に肥満の方はいつ発作が起こっても不思議ではない状態身体状況かもしれません。

当院での治療について

痛風であると判断された場合は先ずや服薬による薬物治療を行います。その他医師や管理栄養士による生活指導も行います。お薬で先ずは尿酸値を下げ、日々の生活を見直すようご指導させて頂きます。

上海浦東で痛風でお困りの場合は一度当院までご連絡ください。

≪執筆・監修について≫

≪徐医師経歴≫
1983.9　        上海第二医科大学医療学部卒業
1983.10-1987.4　上海華東病院　外科医
1987.10-1988.9　東京大学附属病院第二外科
1988.10-1993.3　東京大学医学部大学院　外科临床博士課程卒業
1993.4-2011　   テルモ医学研究所、東京警察病院、FUJINON内視鏡部、野村病院、帯津三敬病院にて外科、麻酔、リハビリの臨床および研究開発に従事
2012.1-2017　   桜園門診部　外科医
2017.1-2019.12 上海天壇普華病院総合科外科
2021.1-現在　上海国際医療クリニック

弊社は上海にある日系クリニック・外資系クリニック・現地病院と提携しており、患者様の症状にあった医療機関をご案内しております。上海の浦東、浦西ともにエリアからも医療機関を選ぶことができます。浦東エリアのオススメLANHAI国際医療です。場所は浦東の陆家嘴金融街の中心にあります。環球金融中心（栓抜きビル）の隣です。地下鉄二号線では陆家嘴駅下車です。タクシーの場合は、「览海医疗」と記載ください。